【TABI レビュー】ベルモントよりコンパクトで軽量なチタンの焚き火台が登場!
みなさんは焚き火をされる際、どのような焚火台を使用されていますか?
無骨で重量があって安定感のあるスノーピーク「焚火台」や、お手軽でコスパの高いユニフレーム「ファイアグリル」、収納時のコンパクトさと、頑丈さを兼ね備えたasimocrafts「takibi_no_asi(焚き火台)」など、様々な焚き火台があります。
私は近頃、持ち運びが便利で調理もできるという理由から、軽量でコンパクトな焚き火台を好んで購入しています。
今まで所有している焚き火台は、素材がステンレスかスチールがほとんどでした。
ですが今回ご紹介する、ベルモント(Belmont)の焚き火台「TABI」は、なんと素材がチタン!
それゆえにかなり軽いです。
それでは、ベルモント(Belmont)の焚き火台「TABI」を、組立方法やディテールなどを交えてレビュー致します。
TABI / ベルモント(Belmont)
最近、軽量でコンパクトな焚き火台を好んで購入していましたが、台数も増え「もう買わない」と心に決めていたのですが、素材がチタンというところに惹かれて購入。
到着した際、あまりの軽さに驚きました!
それでは、早速ディテールから見ていきます。
ディテール
開封する前に、とりあえずのサイズ感がわかるように、iPhone6sを乗せて比較してみました。
化粧箱自体のサイズが、縦約36cm×横約18cmと縦には長いですが、かなりのコンパクト感が伝わりますでしょうか!
箱を開けると、収納袋に入った状態の「TABI」と取扱い説明書が出てきます。
火床の厚さを見てみたところ、相当薄いです。
説明書や化粧箱の裏面にも記載されていますが、
端面処理(バリ取り)をしておりますが、板厚が薄いため鋭利になっております。手などを切らないよう十分ご注意下さい。
引用:TABI説明書
組み立て時には、手袋等を使用した方が安全です。
脚が3脚あるため軽量ながらも安定しており、本体を裏返すとこのような感じになっています。
従来は側板を両端に入れるのですが、大きめの薪の場合は、片側の側板を外すことで乗せることができます。
約40cmくらいのサイズでも、安定して薪をくべて焚き火を楽しむことができます。
セット内容
TABIのセット内容は上画像の通りで、
- 火床×2枚(噛み合わせて使用)
- 側板×2枚
- 脚×3脚
- 網×1
- 収納袋×1
- 取扱い説明書
が同梱されています。
組み立て方法
- STEP:1火床を組み合わせる
火床を上画像のように、噛み合わせます。
スライドさせて固定します。
この時、火床裏面から見ると3箇所に脚部をはめる隙間ができます。
- STEP:2脚部を取り付ける
脚を火床の端(くぼみ)に引っ掛けます。反対側の端側も同じように引っ掛けます。
この時、火床を湾曲させながら行うとスムーズにいきます。
先程の隙間に脚部がハマればOKです!
同じように脚を合計3脚取り付けます。
- STEP:3完成
このままの状態でも使用できますが、
側板、網を付けて完成です!
特徴
最大の特徴は、なんと言っても素材がチタンというところ!
初めて化粧箱ごと手に取った際に、あまりの軽さに驚きました。
それでいて、通常サイズ(約40cmくらい)の薪が乗せれるというところも特徴の一つ!
コンパクトな焚火台だと、どうしても短めの薪しか乗らない物が多い中、これは便利ですね。
しかも耐荷重が火床は約15kgもあるため、網を外せば結構な数の薪を乗せることができます。
コンパクトで軽量なのに、薪が沢山乗せれるとは思いもよりませんでした。
デメリット
火床が変形しやすい
火床の厚さがかなり薄いため、熱ですぐに変形するのですが、ある程度は力を入れれば戻せます。
軽さを追求している焚き火台のため、仕方のないことでしょう。
しかし、その懸念を払拭するかのごとく、パーツ販売もされています。
最小単位でのパーツ供給ができるようにされているため、必要部分のみ交換が可能。
これで末永く使えそうですね!
火床の高さが低いため地面に影響がある
これはTABIのみに限らず、高さの低い焚き火台全般に言えることですが、地面に影響が出ます。
特に芝生の場合は、芝生を焦がしたり変色させたりする危険性があるため、「TABI」の下に耐火・耐熱シートなどを敷くことで回避できます。
同じメーカーbelmont(ベルモント)の焚火プロテクトシートは、不燃グラスファイバー繊維の表面に厚口アルミニウムを蒸着して、放射熱の力で地面に熱を伝える前に放射するため地面へのダメージが軽減できるシートです。
実際に焚火プロテクトシートを敷いた上に、「TABI」を置いて約1時間ほど焚き火をしましたが、芝生へのダメージはありませんでしたので、火床の低い焚き火台にはおすすめの焚き火シートだと思いました。
あくまでも、TABIで焚き火を行った際の結果です。環境や焚き火台によっては異なります。
仕様
使用時サイズ | 237×360×170㎜ |
---|---|
収納時サイズ | 178×360×15㎜ |
重量 | 約423g (本体:約298g、側板:約29g、網:約96g) |
耐荷重 | 火床:約15㎏、網:約5㎏ |
材質 | 本体:チタニウム、18-8ステンレス 収納袋:ナイロン |
2021年3月より網がリニューアルし、網の耐荷重が3kg→5kgへと変わりました。
また現在はグリルエクステンション付き。2023年9月24日現在
価格
¥12,100(税込)
2023年9月24日現在
TABI あとがき
コンパクトで軽量な焚き火台「TABI」
軽量なため火床がかなり薄めのため熱で変形しますが、構造が簡単なためそこそこの変形は曲げて直すことができます。
どうしようもないくらい変形したり(劣化)、紛失などの時用に最小単位でのパーツ供給がされているため安心感もあります。
非常に薄いため、バックパックで行かれるソロキャンパーにおすすめの焚き火台です!
焚き火のおともに
あわせて読みたい関連記事