【Lighthouse Micro Flashレビュー】GOAL ZERO(ゴールゼロ)の超コンパクトなLEDランタン
キャンプ必需品の一つ「ランタン」
ランタンと言ってもガスランタンやガソリンランタン、LEDランタンなど様々なランタンがあります。
ではソロキャンプやUL(ウルトラライト)ユーザーの方は、どんなランタンを持って行きますか?
きっと「超コンパクトで超軽量なランタンを持って行こう」と思われる方が多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめのランタンが、今回ご紹介するGOAL ZERO(ゴールゼロ)の「Lighthouse Micro Flash(ライトハウスフラッシュ)です。
GOAL ZERO(ゴールゼロ)
今回ご紹介するLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ) というLEDランタンは、GOAL ZERO(ゴールゼロ)というブランドより、発売されています。
GOAL ZEROとは?
LEDランタンだけでなく、ソーラーキットやソーラーパネル、ポータブル電源などを手がけるブランドです。
日本では株式会社アスクさんが、国内正規代理店として取扱いしています。
Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)
そんなGOAL ZERO(ゴールゼロ)から発売されている、超コンパクトで軽量なLEDランタンが、今回ご紹介するLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ) です。
それでは、早速開封してみました。
開封
上画像のパッケージで販売されています。
箱を開けると、本体のみで説明書等は付属しません。
日本語説明書は、株式会社アスクさんのLighthouse Micro Flash商品ページよりダウンロードできます。
注意事項
工場出荷時にデモモードが設定されているため、その状態で電源を入れて使用すると、「フラッシュモード」「ハイモード」「ローモード」の順に約10秒点灯後に消灯します。
デモモード
そのため使用前に、下記のどちらかの方法でデモモードの解除が必要になります。
- USBで一度充電を行うことでデモモードが解除されます
- USBポートが近くにない場合は、ON/OFFボタンを5回押し、6回目を長押ししすると、バッテリー残量表示が点滅し、デモモードが解除されます
使用方法
上画像「フラッシュライト」上部のライトグリーンカラー部のON/OFFボタンを押すことでモード切り替えができます。
また各モードでON/OFFボタンの長押しで、輝度調節が可能です。
3つの点灯モード
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)には、3つの点灯モードがあります。
- フラッシュモード
- ハイモード
- ローモード
以上の3モードがあり、電源ボタンを押すと下記のように次のモードへ移る仕様です。
それぞれを見ていきます。
フラッシュモード
まずはフラッシュモードです。
電源を1回押すとまずこのモードに入り、いわゆる懐中電灯のような感じになります。
明るさは最大120ルーメンで、そこそこ明るいです。
ハイモード
電源を2回押すとこのハイモードに入ります。
ハイモードは4つのLEDがつくモードで、このLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)で一番明るいモードです。
明るさは最大150ルーメンあります。
最大の明るさなら、ソロ用のドームテントであれば1つ、ヘキサライトくらいのサイズであれば2〜3つあれば、個人的には十分だと思いました。
ローモード
電源を3回押すとこのローモードに入ります。
ローモードは2つのLEDがつくモードで、画像でもわかるように片側のLEDがつくモードです。
「どうせならクロス(対角)につけば良かったのに…」と思いましたが、明るさは最大で、75ルーメンあります。
各モードの点灯時間目安と明るさ目安
また各モード、点灯時間目安と明るさ目安は以下の通りです。
モードと輝度調整 | 点灯時間目安 | 明るさ目安 |
---|---|---|
ランタンローモード(最小時) | 170時間 | 10ルーメン |
ランタンローモード(最大時) | 15時間 | 75ルーメン |
ランタンハイモード(最小時) | 80時間 | 20ルーメン |
ランタンハイモード(最大時) | 7時間 | 150ルーメン |
フラッシュライト(最小時) | 100時間 | 20ルーメン |
フラッシュライト(最大時) | 8.5時間 | 120ルーメン |
バッテリー残量
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)のフラッシュライト面(本体上部)の青いLEDランプでバッテリーの残量がわかります。
- 4つ:100%
- 3つ:75%
- 2つ:50%
- 1つ:25%
特徴
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)には様々な特徴があります。その中から私がいいと思った特徴をピックアップしました。
- 充電時間が短い
- 非常にコンパクトで軽量
- モードによって長時間使用できる
- 価格が手頃
- USBコネクタが様々な角度になる
それぞれを見ていきます。
充電時間が短い
付属のUSBコネクタにUSBタップや、USBのポータブル電源を挿して充電する場合約3.5時間、別売のNomad 7ソーラーパネルで充電した場合約3.5時間と、他ブランドのLEDに比べて断然充電時間が短いです。
非常にコンパクトで軽量
私の手のひら自体小さいため、比較に向いていませんが、手のひらに乗る超コンパクトなサイズで、しかも超軽いです。
モードによって長時間使用できる
点灯時間目安にもあったように、モードや輝度調整にもよりますが、ランタンローモード(輝度最小時)に最高約170時間と長時間使用できます。
価格が手頃
株式会社アスクさんの商品ページに、小売希望価格明記がなかったため、オープンプライスだと思われます。
実売は¥4,290(税込)くらいで販売されている場合が多いため、手頃な価格帯です。
この価格だともう一つ欲しくなってしまいますね!
USBコネクタが様々な角度になる
本体下部に装備しているUSBコネクタが様々な角度(最大180°可動)になるため、充電時にかなり便利です。
電源タップやポータブル電源のUSBポートの場所によって、90°や180°など角度を変化させて充電できます。
仕様
サイズ | 約93×37.75mm |
---|---|
明るさ(ランタン) | 最大150ルーメン |
明るさ(フラッシュライト) | 最大120ルーメン |
重量 | 約68g |
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート×1 (5V 1Aまで (最大5W )) |
規格 | IPX6 |
価格
オープンプライス(明記なしのため推測)
ショップによって異なります。
因みに私は「税込¥4,290 / 税抜¥3,900」で購入しました。
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Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)との違いと比較
フラッシュ機能の「有・無」が、Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)と、Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)の違いです。
その他に違いがあるか、仕様を比較してみました。
Lighthouse Micro Flash ライトハウスマイクロフラッシュ |
Lighthouse Micro ライトハウスマイクロ |
|
---|---|---|
サイズ | 約93×37.75mm | 約93×37.75mm |
明るさ | 最大150ルーメン | 最大150ルーメン |
重量 | 約68g | 約68g |
フラッシュ機能 | ○ | ✕ |
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート×1 (最大5W(5V、1A)) | USBポート×1 (最大5W(5V、1A)) |
規格 | IPX6 | IPX6 |
価格 | ¥4,290(税込) | ¥3,000前後(販売当時) |
比較してみた結果、Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)との違いはフラッシュ機能の「有・無」になります。
それでいて価格が¥3,000前後だったというから、Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)はかなりコスパが高かったのですが、最近は取り扱いされているショップを見かけなくなりました。残念…
Lighthouse Micro Flashと100均LEDライトのサイズ比較
どうでもいいような内容ですが、某100均のLEDライトとサイズの比較をしてみました。
これで大まかなサイズ感覚がわかるかと思います。
長さは少し100均のLEDライトの方が短いです。
LEDライト側から見た感じは、Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)の方が広がっているため大きいのが、反対側から見るとよくわかります。
全対的にLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)の方が、少し大きいサイズです。
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Lighthouse Micro Flashに神フィットするランプシェード
そう!
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)に、神フィットするランプシェードがあるんです。
それは、エスニック雑貨店のマライカの「ランプシェードS」
一見、どこにでもありそうな普通のランプシェードが、あら不思議…
神フィット!
初めに見つけた方はホント凄いですね。
光を下へ落としてくれて、リフレクターの役割も兼ねていい感じです。
ポータブル電源を併用すればもっと便利に!
1泊のキャンプであれば、ランタンハイモード(輝度調節最大時)でも7時間もつため充電は必要ないかもしれません。
しかし、2泊・3泊など連泊のキャンプだと充電は必要なため、屋外でも充電できるポータブル電源を併用すれば、もっと便利になりますよ!
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Lighthouse Micro Flashのまとめ
超コンパクトで超軽量のLEDランタン「Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)」
実際に使用してみて、非常にコスパに優れたランタンだと思いました。
個人的には「1家に1台」ではなく、災害時にも使えるため「1人に1台」あってもいいんじゃないかなと思うくらい、便利なランタンです。
ランタン選びの際に、選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。