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フラットバーナー レビュー|使用してみてわかった人気の理由3つ!

スノーピーク フラットバーナー

キャンプで調理する際、どんな火器類を使ってますか?

筆者は、SOTOのレギュレーターストーブ ST-310を一番メインで使用していましたが、最近はもっぱらスノーピークの「フラットバーナー」を好んで使っています。

一時期は、抽選販売になるほどの人気のバーナーでしたが、サイズが大きいこともあって購入を控えていました。

しかし、キャンプスタイルが変わるにつれて、購入したところ「もっと早くに買っておけばよかった…」と思ったギアの一つです。

やっぱり人気のアイテムは、それだけの理由があるものですね。

それでは、今回はフラットバーナーを実際に使用したレビュー、それでわかった人気の理由などを紹介します。

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フラットバーナー レビュー

フラットバーナー 化粧箱

まずセット内容や、ディテールからレビューしていきます。

2021年8月より、風防(汁受け)の材質がステンレスに変更。そのため、見た目のカラーなども変わっています。

セット内容

フラットバーナー セット内容

フラットバーナーのセット内容は以下の通り。

  • バーナー本体
  • トッププレート
  • ゴトク
  • 脚×2
  • 器具栓ホルダー
  • 収納ケース
  • 結束バンド
  • 取扱説明書

ディテール

フラットバーナー ディテール 正面
フラットバーナー ディテール サイド

次にフラットバーナーのディテールを紹介。

正面やサイドからも見てわかるように、バーナー本体部分が少し凹んでおり、ゴトク部分がフラットになるように設計されています。

フラットバーナー 器具栓
フラットバーナー 脚
フラットバーナー スノーピークロゴ

ガス缶はスノーピーク指定専用容器(GP-500GR、P-500SR、GP-250GR、GP-250SR)を使用してくださいとのこと。

器具栓つまみも大きくて回しやすく、点火ボタンも大きめで押しやすく感じました。

脚には、滑り止めのゴムが付いており、トッププレートには「snow peak」のロゴが刻まれています。

フラットバーナー 特徴

次にフラットバーナーの主な特徴を、ピックアップして紹介していきます。

  • IGT互換テーブルにビルトインできる
  • 単体でも使用ができる
  • 耐風性が高い
  • 分解できるため清掃しやすい
  • 使いやすい

IGT互換テーブルにビルトインできる

フラットバーナー IGTアイアンテーブルにビルトイン
画像は旧モデルの風防(汁受け) 出典: スノーピーク

フラットバーナーの有名な特徴は、IGT互換テーブルにビルトインができるというところ。

従来なら、テーブルの上にバーナーを乗せて使用するのが一般的ですが、フラットバーナーは対応するテーブルなら、テーブルに組み込むことができるため、テーブルとの一体感が生まれます。

それによって、テーブルの上がかさばらないため、調理がしやすくなるという利点も生まれます。

単体でも使用ができる

フラットバーナー 正面

IGT互換テーブルにビルトインはもちろんのこと、脚を装着すれば単体でも使用が可能です。

ただその際に気をつけたいのが、ガス缶とのフラットバーナーの距離をとるというところ。

ガス缶のサイズ(500缶)によっては、距離を取りにくいため、ホースをまっすぐにして距離を稼ぐ必要があります。

耐風性が高い

フラットバーナー フラット

横から見るとわかりますが、バーナー部分が一切外に突き出していないため、耐風性に優れています。

分解できるため清掃しやすい

フラットバーナー セット内容2

トッププレートとバーナー本体が外れるため、清掃がかなり楽です。

調理時に汚れた風防(汁受け)やトッププレートそれぞれを外して清掃ができます。

使いやすい

フラットバーナーで肉を焼く

フラットバーナーの一番の特徴は、使いやすいというところ。

組み立ても簡単で、ゴトクがフラットなため、小型のケトルから通常サイズのフライパンなど、様々なキッチンツールが使用でき、火力もあるため色々なキャンプ飯が楽しめます。

フラットバーナー メリット・デメリット

次に、実際に使用して見て感じた、フラットバーナーのメリット・デメリットを紹介。

フラットバーナー
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • IGT互換テーブルにビルトインができる
  • 火力が強い
  • 色々な調理器具が使える
  • 使いやすい
  • 清掃が簡単
デメリット
  • かさばる

デメリット(残念なところ)

フラットバーナを使用してみて感じたデメリットは一点。

それは、持ち運びの際にかさばるというところ。

テーブルにビルトインできるくらいですから、元々サイズは大きいとはわかっていても、今までメインで使用していたSOTOのレギュレーターストーブ ST-310と比べてしまうと、かなり大きくかさばります。

ただそれ以上に「使いやすい」などのメリットが多いため、車で移動するキャンプであれば、そこまで気になることではありません。

デメリットではありませんが、ここ数年で価格が約1.5倍くらい値上がりしているところが残念かな…

メリット(いいところ)

フラットバーナーを使用してみて感じたメリットはたくさんあります。

まずはIGT互換のテーブルにビルトインができて、テーブル自体がフラットになるため、調理もしやすく使いやすいところ。

それでいてゴトクがフラットなため、様々な調理器具が使え、また火力があるため、キャンプであきらめていた料理などもできたりと調理の幅が増えたところ。

またトッププレートとバーナー本体が外れるため、清掃が簡単です。

説明書以外の分解は、メーカー保証が受けれなくなりますので注意が必要です。

このように、フラットバーナーには様々なメリットがあります。

フラットバーナーが人気の理由3つ

実際に、フラットバーナーを何度も使用してみて、筆者が感じた人気の理由3つを紹介します。

  • IGT互換のテーブルにビルトインできる
  • フラットなため様々なキッチンツールが使える
  • 火力が強く調理しやすい

IGT互換のテーブルにビルトインできる

フラットバーナー IGTアイアンテーブルにビルトイン
画像は旧モデルの風防(汁受け) 出典: スノーピーク

一番人気の理由だと感じたのが、単体で使用するのではなく、IGT互換テーブルにビルトインして使用できるところ。

スノーピークの「IGTアイアングリルテーブル」をはじめ、「エントリーIGT」や「IGTスリム」「エクステンションIGT」などにビルトインが可能。

IGTアイアングリルテーブルはフレームのみの販売のため、脚が別途必要になります。

純正はもちろんのこと、ラーテル ワークスの「ウッドパネルテーブル」など、IGT互換のあるテーブルであれば、ビルトインが可能です。

ビルトインができることで、テーブルがフラットな状態になるため、見た目も美しくなりよりも使いやすくなります。

純正ではないためメーカー保証などはありませんが、様々なガレージブランドがフラットバーナー向けのアイテムを販売しています。

例えば、フラットバーナー用のフタ(カバー)などを使用すると、調理をしない時はフラットバーナーの上もテーブルとして使えるため、非常に便利です。

これらは、フラットバーナーがIGT互換テーブルにビルトインできるからこそのアイテムであり、一番人気の理由だと感じました。

フラットなため様々なキッチンツールが使える

フラットバーナーで肉を焼く
フラットバーナーでパエリア

フラットバーナーは名称通り、ゴトクがフラットになっているため、様々なキッチンツールが使用できます。

フラットバーナーとソロ用マルチグリドル
フラットバーナーで湯を沸かす

筆者が所有するキッチンツールだと、「ココパン」や「焚き火フライパン」、「マルチグリドル 19cm」に「トランギア ケトル0.6ℓ TR-325」など通常サイズのものから、コンパクトサイズのものまで使えました。

フラットで、様々なキッチンツールが使えるところも、人気の理由の一つだと感じました。

もし今後、実際に使用してみて、使いにくいキッチンツール等があれば、お伝えします。対応鍋径:Φ23cm以下 / ダッチオーブン使用不可 

火力が強く調理しやすい

フラットバーナーで調理

出力が 3,000kcal/h で kw(キロワット)に変換すると約3.48kwになるため、一般家庭の標準バーナーより少し高めの出力。

そのため、今まで小型のシングルバーナーでできなかった料理ができるようになったり、安定感がいいため調理がしやすく、キャンプで様々な調理が楽しめます。

火力が強くて調理しやすいところも、人気の理由の一つだと感じました。

フラットバーナーをIGT互換のないテーブルで使用してみた

フラットバーナー ビルトイン ガスあり2
フラットバーナー テーブルにビルトイン

全く必要のないことですが、現在IGT互換のテーブルを所有していないため、筆者の所有するIGT互換のない「Moon Lence のローテーブル」で使用しました。

結論から言えば「まあなんとか使える」程度です。

Moon Lence ローテーブルの天板が外れるため、なんとか乗らないかなと試してみたところ、純正の脚をつけた状態であれば、画像のように乗せることが可能ですが、天板に隙間がかなり空きます。

また、脚を少し外れる方向へ伸ばす必要があるため、場合によっては外れる可能性があるので、もし試される場合は自己責任でお願いします。

筆者は、とりあえずラーテルワークス ウッドパネルテーブルが届くまで、このテーブルで使用しようと思います。

フラットバーナー 仕様・価格

続いて、フラットバーナーの仕様や価格を紹介します。

仕様

サイズ270×410×110mm (ホース、器具栓を除く)
出力3,000kcal/h
対応鍋径Φ23cm以下 / ダッチオーブン使用不可 
重量1.9kg(収納ケースを除く)
材質ステンレス、ブラス、アルミ、スチール、樹脂
セット内容バーナー本体、収納ケース、結束用バンド

価格

¥14,520(税込)

2023年5月27日現在

フラットバーナー あとがき

「なんでこんなに人気なんだろう?」と思っていたスノーピークの「フラットバーナー」。

実際に購入して使用してみたところ、その理由がわかりました。

やっぱり人気のアイテムは、それだけの理由があるということを実感しました。

キャンプでバーナーを探されている方は、候補の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

キャンプ歴9年のキャンパー。キャンプ用品の情報を中心に、キャンプギアのレビューや自作キャンプ道具、ブランド情報、ショップやWebストアなどのセール情報などを紹介しています。

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